事業計画書にぜひとも書いておきたいブランディング戦略

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ブランディング戦略とは、商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させ、市場のポジションを築くマーケティング戦略のことです。今後、この商品(サービス)を誰に対して販売するのかという基礎作りとなります。スティーブ・ジョブス氏はiPhoneを電話の「再発明」というコンセプトを打ち出して、さらに発売イベントなども大々的に行って、ブランディングに成功しました。

 

さて、このブランディングに必要な要素は次の3つです。

 

(a) コンセプト

ブランディングにはコンセプトが必要となります。これはどんな顧客に対して何度どのように伝えるかというものです。顧客にとっての価値とは、金銭や物理的なモノだけでなく、みんなが使っているから安心感があるとか、逆に誰も使っていないため特別感があるというメンタル的な価値も含まれます。

 

(b) ターゲット

コンセプトにおける「誰に」を設定すること。つまりどんな顧客を相手にするかというのがターゲッティングです。ターゲットがずれるとビジネスは上手く行きません。このずれを生じさせないように、ペルソナ(理想の顧客像)を用いたターゲッティングを行います。大抵、性別、年齢、職業、家族環境、生活環境、経済環境によって細かく分類します。

 

(c) ポジション

企業のポジションによって、商圏や戦略が変わります。町の小さな古着屋であれば、そのエリアの客だけを相手にしていればよいでしょうし、ネットショップの古着屋であれば、日本全国の客を相手にする必要があります。

 

ブランディングとは、既存市場の中で独自性を築き、特定層から価値を得る環境を作ることです。基本的には、誰もが行っているよくある商売において、特定のコンセプトを作って、明確なターゲットを設定して、適切なポジションを獲得することで、ブランディングを行っていかなければなりません。

 

また、どんなメディアを使ってブランディングするかも重要です。従来はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌やチラシ等で費用の掛かる媒体ばかりでしたが、近年ではTwitter、Facebookといったお金がかからないソーシャルメディアが登場しました(有料プランもあり)。費用的な面も考え、ベストなメディアの使い方を考えてみましょう。

 

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