小売業の事業計画書を記載する場合の5つのポイント

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小売業の事業計画書を記載する場合の5つのポイントとは次の通りです。

 

(1) おススメの目次

要約

1.会社概要・経歴

2.事業の背景と目的

3.事業コンセプトとビジネスモデル

4.ターゲット市場の規模・特徴

5.ショップのコンセプトとブランドイメージポジション

6.顧客イメージ

7.出店ロケーション

8.ショップデザインと取り扱い商品区分

9.店舗投資額と店舗月次収支モデル

10.事業フロー

11.5カ年中期計画まとめ

12.事業の優位性

13.事業に伴うリスクと対応策

14.今後のスケジュール

 

(2) 店舗コンセプト

店舗経営は店舗のコンセプトを決めることが重要となります。これを視覚化するために、文章で記載するのも良いのですが、競合他店と比較する場合、ポジショニング分析を行ってみても良いでしょう。

 

また、店舗コンセプトはどのような顧客をターゲットにしているかも表裏一体ですので、ペルソナ、サービス・商品の典型的なユーザー像を設定しましょう。実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。ある程度の人物像が浮かべば、脳内シミュレーションを行うこともできるようになります。

 

(3) 事業立地

店舗は立地で成功が左右されると言っても過言ではありません。候補地あたりでどのくらいの投資で出店できるのか、コンセプトによるターゲット顧客が一番生活しているエリアはどこかを将来に検討しましょう。年齢層や性別でターゲット顧客を明らかにするためには、事業計画書に当該周辺エリアの人口分布も添付しておきましょう。さらには最寄り駅の乗降客数等もチェックし、さらに実際に現地に行って行き交う人たちを観察してみましょう。こういった事前調査をどの程度行っているかも金融機関によるチェック項目の一つになっています。より有利な条件で調達するためにも事前調査は徹底的に行いましょう。

 

(4) 仕入・在庫・販売戦略

仕入れたものを販売しなければ現金化できず、いつまでも在庫が滞留してしまいます。店舗の商品構成や適正在庫の量、ディスプレイの方法も検討しましょう。このときにショップデザインも事業計画書に記載できればベターです。ショップデザインとは、どこに何をおくかという絵であり、ショップ棚の商品構成などです。

 

(5) 資金繰り

小売業が破綻する原因は、過剰在庫による資金ショートと言われます。適正在庫数を売上や回転数から試算して置けば、資金繰り悪化を防ぐことができます。このため、資金繰り表を作成しておきましょう。

 

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