起業したいという動機はたくさんあると思いますが、サラリーマンとは異なってその事業において全ての責任を負う覚悟が必要です。そのプレッシャーに打ち勝つのが、起業する「動機」の強さです。なぜ起業したいのか、と言った自分の回答が明確であれば、動機として十分といえます。
基礎
事業計画書におけるすべての基本、全体構成を考えよう
事業計画書には二通りの考え方があって、そもそも説明時には要約版を用意すればよいので、本編はぶっとく圧倒するようにいます。といってもどうせ投資家はパラパラとしかめくりません。要約版の方でしっかりと説明しましょう。もちろんぶっとい計画書なんて意味がないとして、最初から要約版を本編とし、後は添付資料とする手もあります。
事業の採算を考えて事業計画を立てよう
起業家が事業計画書を作成して判断することは、事業で採算が取れることでしょう。もっとも起業家は資金調達の必要があるときにしか、事業計画書は作らない人も多いと思いますけれども、そのときだって、投資家用に採算のある事業計画書を作りますからね。
コンセプトシートを用いて、事業計画書の内容をブラッシュアップしよう
ここでは飲食店のコンセプトシートで説明します。以下をご参照ください。
事業計画書をわかりやすくするために、コンセプトを5W2Hで考えてみよう
ターゲットや業態が決まったら、その内容をもう少し具体的に細かく決めていきましょう。ここで用いるのが5W2Hの考え方です。これはWHEN(いつ)、WHERE(どこで)、WHO(誰が)、WHAT(何を)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)、HOW MUCH(いくらで)ですが、コンセプト作りの過程から5W2Hを意識しておくと、考えがより整理されます。
事業計画書の必須項目、事業コンセプトを考えよう
事業計画書を作成する場合、事業コンセプトがなければなりません。これから作る場合には、自分の好きなことで考えてみるのも良いでしょう。それがお客様からも支持されるかどうかはさておき、支持されなければ少しづつ、様子を見ながら変えていくしかありません。
事業計画書を作成するにあたって、事業展開の方向性を考えましょう
既存企業の事業計画書と新規企業の事業計画書ではその方向性と考え方が多少異なってきます。既存企業の事業計画書は4つの分野への展開が考えられます。
事業計画書を作成するにあたって、市場動向を把握しよう
これから参入する市場が魅力的かどうか、消費者の購買動向はどうなっているかについて、考えていきましょう。
事業計画書を作成するにあたって、外部環境を検討しよう
ここではもう少し具体的に企業を取り巻く外部環境の検討を行ってみましょう。外部環境の検討の際には、競合他社の動向と市場の動向の視点から捉えます。そこでこれから参入する市場に対して自社の優位性を決定づける要因を探し出さなければならないということになります。
まず業界動向は以下の6つの項目で捉えていきましょう。
自社の弱み解消を考えて事業計画を策定しよう
事業計画書を作成する場合には、自社の強みを生かすだけではなく、弱みを解消することも考えておく必要があります。弱みを放っておいたら、それが原因で失敗する可能性が高まります。