投資

事業計画書に記載するエグジットまでの資金調達計画

投資家は最終的にエグジットまでにどのくらいの資金が必要となるか、全体像を判断した上で決定してきます。その意味でまずは全体の資金計画がどのようになっているかが問題となります。そのため、会社がエグジットを達成するまでに必要な全体の金額を示しておくことは非常に重要です。

続きを読む

事業計画書に記載する株価

通常ベンチャー・キャピタル側でも独自に株価評価はしますが、出資を受ける企業側でも株価評価を提出します。その株価と株数によって、今回の資金調達の金額が決まります。出資を受ける企業の言い分がそのまま通るということはありませんが、株価は出資者の持分を決めてしまうこともあります。

続きを読む

事業計画書に記載する次回の投資候補

今回の出資を決めていないのに、次回の投資候補を答えろですか、ずいぶん気が早いこと。と思われるかもしれませんが、特に個人投資家にとっては気になる人もいます。シード期やスタートアップ期の投資家は、自分が最後とは思っていませんし、しばらくは出資を受けないと企業自体の存続が厳しいこともわかっています。そのときに次の投資家候補が見えてこないと、次の資金調達がスムーズにいくだろうかと心配になります。資金が途絶えたら、自分の出資したお金が無価値な未公開株式の紙っぺらに変わってしまうわけですから、それは心配に決まってます。

続きを読む

シードマネーを調達するためには

シードマネーは数百万円程度の調達になります。これくらいであれば、起業家自らがお金を貯めておいてもとは思いますが、アイデアだけは豊富に出てくる方もいらっしゃいますから、アイデアに自信があれば何が何でも自分で貯めておく必要はないかもしれません。

続きを読む

ベンチャー企業における資金調達のラウンドとは

スタートアップ企業の資金調達において、ラウンド(シリーズ)Aとか言う言葉がありますが、これはアメリカのシリコンバレー発祥で、企業の成長段階に応じた投資ラウンドのことを示しています。通常以下の順番で資金調達を進めます。

続きを読む

技術が優れていても投資はしてくれない

世の中には優れた技術がたくさんあります。それで優れた技術の開発者が、投資してください、と言ってきますが、どんなに画期的な技術であったとしても、技術は技術にすぎず、お金儲けにならなければ意味がありません。なぜに優れた技術がお金儲けになるのか、その技術者の頭の中はお花畑になっています。優れた技術は売れるという保証があるのでしょうか。全くありませんね。

続きを読む

EXITを意識した事業計画を

融資の場合には返済原資が確保できるくらいのキャッシュが得られるか、そして投資の場合にはキャピタルゲインが得られるかですが、そのキャピタルゲインの挙げ方には2種類あります。IPO、M&Aです。これを投資家から見たエグジット(EXIT)と言います。

続きを読む

投資を引き出すサービスとは

投資を引き出すのは事業計画書とプレゼンなのですが、その前にどんな「サービス」かの方が重要です。融資であればある程度返済原資を確保するくらいの利益が上がればよいので、誰でもやっている事業でもよいのですが、投資の場合は融資と異なって化けなければなりません。そして、必ず顧客がいて、売上が立って事業として成立していなければお話しにもなりません。そうなると、大勢の人が抱える深刻な問題を解決するサービスというのが前提となります。

続きを読む