事業計画書のまさに根幹、優れた事業アイデアの出し方

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素晴らしいアイデアなんて浮かばないから起業なんて無理!と思っていらっしゃる方は非常にもったいないと思います。世の中、そんな奇抜なアイデアばかりのビジネスが乱立していたら、おそらく気持ち悪いことになっていると思います。それに数多くの飲食店や美容室が乱立していますが、別に優れた事業アイデアではありませんよね。優れた事業アイデアなんてなくても、しっかりビジネスを営まれている方は数多くいらっしゃいます。

 

もちろん優れたアイデアを出そうとする努力は怠ってはいけません。しかし無理にアイデアを出そうとするのではなく、ピンときたらでいいんじゃないでしょうか。当然、同業他社とおなじ事業内容でいいから起業しようというのも考え物です。顧客を引き付ける要因がなければ、価格を下げて競争するしかなくなってしまいます。人海戦術のビジネス展開も非常に困難だと思います。どんなに売り上げが上がっても人を抱えるとそれだけでリスク要因になります。仮に売上が止まってしまったり、あるいはもっと画期的なビジネス手法が出てきて、安くなってしまったらどうなってしまうでしょうか。そのため独自の魅力を計画時に磨き上げて、市場にアピールしていった方が堅実と言えます。将来苦労するよりも、計画時に苦労しましょう。出だしに苦労しましょう。後々良い成果を得られます。

 

そもそも目新しいアイデアを出す必要はなくて、「こうすればもっと良くなる」で十分です。サービスそのものなのか、提供方法かはさておき、どちらもあるいはどちらかでも、既存のものよりも良いと思えればそれでいいのです。当然新しいモノでであれば望ましいですが、逆に新しすぎるものには消費者は飛びつかないと思って下さい。むしろ新しいモノにはリスクがあるのです。

 

既存の事業を改良する観点から事業アイデアを考える方法もありますが、社会の変化を材料に発想する方法もあります。

 

ビットコインという仮想通貨の誕生で、色々な仮想通貨が生まれました。こうなるとその仮想通貨を交換する取引所ができたり、その仮想通貨で取引した税金を計算する専門の税理士が登場したりしています。これも半歩先を見据えた新しいサービスと言えます。一歩先だと見向きもされません。常に半歩先のビジネスとは何かを考えて動くと良いのです。

 

画期的なアイデアの場合は一歩先の場合があり、ニーズではなく、シーズを掘り起こして市場を育てる必要が出てきます。一般人には財務的に耐えられないでしょう。

 

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