投資家は最終的にエグジットまでにどのくらいの資金が必要となるか、全体像を判断した上で決定してきます。その意味でまずは全体の資金計画がどのようになっているかが問題となります。そのため、会社がエグジットを達成するまでに必要な全体の金額を示しておくことは非常に重要です。
投資家側も、将来さらにどのくらいの出資が必要となるかを見て、今回の投資を行うか否かを判断します。当然、時間がたつにつれて、当初予定していた投資金額とは全く異なったものにはなりますが、どれくらいの資金で最終的にエグジットができそうか、全体計画を投資家は把握しておきたいと考えます。
そのため、エグジットまでの資金調達時期や金額を明記しておくことが大切です。また①発行株数、②予想評価額、③潜在株数、④株式比率も表にして提示しましょう。もっともこの表(資本政策)は事業計画書の中に記載するのではなくて、資本政策として別表にて記載します。
(資本政策例)
(※お手数ですが、上記表をクリックしてください。拡大して見られます。)