事業計画書に記載するマネジメントメンバー

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マネジメントメンバーにどのような人物がいるか、名前、役職、経歴を記載しましょう。マネジメントメンバーの例や役割は次の通りです。

 

(a) CEO:(Chief Executive Officer)最高経営責任者
取締役会からの委託を受け、取締役会の意思決定に従い実際に経営を執行する最高責任者です。CEOが、企業の経営方針や経営戦略を定める人です。実質的な社長です。概ね版チャー企業の発起人が経営者をやる場合に勤める役職です。アメリカではCEOを第三者に任せる場合もあります。いわゆるプロ経営者という奴ですね。

(b) COO:(Chief Operaional Officer)最高執行責任者
CEOが定めた経営方針や経営戦略の下で実務を行う、業務執行の最高責任者です。日本ですと副社長なCOOを名乗る場合が多いと思います。原則CEOの指揮命令に属するため、CEOの経営方針にNOという権限は持ち合わせておりません。当然法令違反になることであれば、NOというべきですが。

(c) CFO:(Chief Financial Officer)最高財務責任者
企業における財務戦略の立案、執行をおこなう責任者です。財務におけるコストの管理などをおこなう、いわゆる「財務部長」のような立場にでしたが、今後は、経営や企業の成長のための経営戦略や財務戦略の立案・執行など、いろいろな役割を担わなくてはいけなくなってきています。

(d) CMO:(Chief Marketing Officer)最高マーケティング責任者
経営に関わるとともに主にマーケティングに係る現場を取りまとめ、マーケティング戦略を具体的に執行する役割を担っています。

(e) CIO:(Chief Information Officer)最高情報責任者
企業の情報戦略における最高責任者のことを指し、情報システム部門担当の役員などがこの名称で呼ばれます。単に、情報システム部門のリーダーをCIOと呼んでいる企業もありますが、本来の役割は、経営戦略の一部としての情報化戦略を立案・実行、情報技術に基づいた経営戦略を提案、技術を使って効率的な業務プロセスと情報システムを作成、情報部門を含めて全社のIT資産の保持や調達を最適化する等多くの役割を担っています。

(f) CTO:(Chief Technology Officer)最高技術責任者
自社サービスの最高イノベーション技術責任者として、ビジネス戦略に伴う技術策定、投資などの意思決定、システム構築や運用など役割を担います。ベンチャー企業であれば、エンジニアのプロジェクト管理等のリーダーであると言えるでしょう。

資金調達前に全員揃えることは不可能ですから、これらのキーパーソンをいつ揃えるか、採用計画を明確にしましょう。

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