市場調査を何をどの程度やっているかもポイントです。市場調査も外部に依頼するときもあれば、あまりお金をかけられないので、自分でやるケースもあります。投資家に対しては以下のような説明をすることになります。
- 直接顧客に聞きました(何人くらい調査をしました)。
- 直接他社製品を購入して比較テストを行いました。
- 専門家に依頼して調査をしました。
- インターネットで調査をしました。
- シンクタンクの調査レポートを購入しました。
投資家としてはどれぐらい真剣に顧客ニーズを調査したかが知りたいのです。第三者の調査の方が信憑性は高いですが、かといって、自分でやった調査が全くダメかというとそうではありません。市場調査をすることによって、事前に成功や失敗の度合いをシミュレーションでき、調査結果から自分たちが予想していな過多ことがわかり、場合によってはターゲットを変更したり、具体的な戦略につなげることができます。市場調査には以下のような方法があります。
<定量調査>
調査対象の「量(人数など)」や「割合(%)」を調べること。
〇アンケート調査
・訪問調査/電話調査/FAX調査/インターネット調査/街頭調査/郵送調査
〇会場調査
〇ホームユーステスト(ユーザーに家庭で商品を使ってもらって使用した感想を調査)
<定性調査>
数字では表せない調査対象者の意見や行動などを探ること。理由を調べることができる。
〇インタビュー調査:調査対象者に直接聞く調査方法
・グループインタビュー/インデプスインタビュー(深く聞き込む)
〇ショップアロング調査(商業施設で調査対象者が、買い物をしている人を観察しインタビュー)
〇行動観察調査(オブザベーション)
〇ミステリーショッパー