起業家本人が何ができるかによって、他に呼び寄せるチーム構成は変わります。ケースを2つに分けましょう。(a)自分がエンジニアの場合、(b)自分がマーケッターの場合。
(a) 自分がエンジニアの場合
ステージ | 採用人材・チーム強化方針 |
シード
(スタートアップ) |
・何でもやってくれる企業経験を持つ管理人材の採用
・将来的には自分の代わりにもなるエンジニアの採用 |
アーリー
(開発段階) |
・テクニカルチームの編成
・エンジニア(スタッフ)の採用 ・管理部門の充実(経理、人事、総務) |
市場参入段階 | ・マーケティング人材の採用 |
ラウンドA | ・販売部長の採用
・カスタマーサポート部門の立ち上げと採用 |
ラウンドB
(事業拡大) |
・スタッフクラスの大量採用 |
ラウンドC
(エグジット準備) |
・上場準備に入るため、上場の経験者を採用
・CFOの採用 |
(b) 自分がマーケッター(あるいは営業寄り)の場合
ステージ | 採用人材・チーム強化方針 |
シード
(スタートアップ) |
・何でもやってくれる企業経験を持つ管理人材の採用
・エンジニアの採用(将来的にCTOになる人材) |
アーリー
(開発段階) |
・テクニカルチームの編成
・エンジニア(スタッフ)の採用 ・管理部門の充実(経理、人事、総務) ・VC周りのため将来CFOになる人材の採用あるいは管理部門経験者を育成。 |
市場参入段階 | ・営業人員の採用(将来自分の代わりに営業部長になる人材) |
ラウンドA | ・カスタマーサポート部門の立ち上げと採用 |
ラウンドB
(事業拡大) |
・スタッフクラスの大量採用 |
ラウンドC
(エグジット準備) |
・上場準備に入るため、上場の経験者を採用 |
企業は「人」です。成功もどれだけチームにフィットする優秀な人材を確保できるかにかかっています。人員計画も投資家に説明しなければなりません。