事業計画書における事業概要の書き方

事業概要には事業の要約を書きます。基本的にはどのような事業領域に進出しようとしているのか、そしてどのようなビジネスモデルを考えているかについて記載すればよいのです。いくつか例を挙げましょう。

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事業計画におけるミッション

ミッションは企業が果たすべき使命、ビジョンはあるべき姿です。ミッションは存在意義ということもできます。分かりやすく言えば、ある企業のビジョンが「業界首位になる」というものであった場合、その会社のミッションは「お客様に最高品質のサービスを提供する」といったものです。さて、大企業のビジョンとミッションを5つほど対比させてみましょう。

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事業計画書に書くビジョンとは

ビジョンとは将来の夢を表現したものです。ビジョンは1994年のスタンフォード大学のジェームズ・コリンズ教授とジェリー・ポラス教授によって発表された『ビジョナリー・カンパニー』において、明確なビジョンを持ち、それを組織に所属するメンバーが強烈に追及している記号が結果として良い業績を上げ、社会的にも広く尊敬され、繁栄しているとしています。起業家としては、社会はいずれこうなる、それ故我々はこうする、という将来を描いた絵(実現を目指す、将来のありたい姿)の事です。これに賛同する者はついて来い、というわけです。

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技術が優れていても投資はしてくれない

世の中には優れた技術がたくさんあります。それで優れた技術の開発者が、投資してください、と言ってきますが、どんなに画期的な技術であったとしても、技術は技術にすぎず、お金儲けにならなければ意味がありません。なぜに優れた技術がお金儲けになるのか、その技術者の頭の中はお花畑になっています。優れた技術は売れるという保証があるのでしょうか。全くありませんね。

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EXITを意識した事業計画を

融資の場合には返済原資が確保できるくらいのキャッシュが得られるか、そして投資の場合にはキャピタルゲインが得られるかですが、そのキャピタルゲインの挙げ方には2種類あります。IPO、M&Aです。これを投資家から見たエグジット(EXIT)と言います。

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投資を引き出すサービスとは

投資を引き出すのは事業計画書とプレゼンなのですが、その前にどんな「サービス」かの方が重要です。融資であればある程度返済原資を確保するくらいの利益が上がればよいので、誰でもやっている事業でもよいのですが、投資の場合は融資と異なって化けなければなりません。そして、必ず顧客がいて、売上が立って事業として成立していなければお話しにもなりません。そうなると、大勢の人が抱える深刻な問題を解決するサービスというのが前提となります。

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