事業計画書を用いたプレゼンは投資家を確信させるために行う

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投資家へのプレゼンテーションで大切なことは、投資家が事業計画書の説明を受けて、投資をするにあたって、事業の成功に確信が持てるかどうかです。

 

まずは正しく、わかりやすく伝えることは当たり前で、情報に矛盾があってはいけません。スケジュールでは5年後に上場と書いておきながら、数字の面で5年後には上場基準に達していなさそうというのは問題ですし、市場規模が100億円ですとなっているのに、5年後の売上が120億円というも変な話ですよね。単位は必ずチェックした方がいいですね。百万円なのか、千円なのか。たまに万単位で書く人もいますが、億単位ならまだしも、紛らわしく見えます。投資家は十億、百万、千という単位表記になれているのでそれを使うと良いでしょう。

 

明確に答えられないからと不明瞭でぼやけた資料も投資家には見抜かれてしまいます。それよりも不明瞭な点があると成功の確信には至りませんから投資に結び付きません。不安要素を徹底的につぶした説明を行うことが、投資家に確信を与える方法と言えます。

 

確信を与える伝え方とは、起業が確信に至っているのは当たり前の話ですが、自分のアイデアに酔っていてはいけません。この技術は素晴らしい、みんな使う、だから売れる、つまり成功する、と技術者に多い、「頭がお花畑」パターンです。それ確信に至っているのが起業家だけという絶対に投資に至らないパターンですね。foolishでなければ出しません。要するに数多くの人が確信に至るものでなければならないのです。

 

投資家も一生活者ですから、生活者の悩みは自分自体が持っている場合もありますが、理解はしやすいのです。そこで市場の多くの人が抱える深刻な悩みをどのように解決して、数年後にどのようなビジネスとしてエグジットをする予定か、ということを一つ一つ順を追って説明していきます。階段を上るかのように投資家が事業の成功を確信できるように導いていくのが起業家のやらなければならないことです。説得に論理的飛躍があってはなりません。決して、お前ら理解できないバカ者か、なんて思ってもいけません。それを納得させられない方がアホです。

 

投資家はクレバー(知的)な方が多いです。しかも世の中の全体的な動きは一起業家の方よもはるかに存じ上げていると思います。ただ、起業家の専門分野のことはよくわからないとうだけなのです。だから小学生や中学生でもわかるような言葉で丁寧に話して上げて下さい。理系的知識は高校生の時に文系に進んでしまった人は中学生レベルまでしかわかるはずがないじゃないですか。

 

優れた投資家の方は、結局直感で、投資の意思決定をします。しかし直感だったとしてもえいやーではありません。起業家の方の話だけでなく、世の中の全体的な流れ、専門家の意見の全ての情報に確信が得られたうえで、今までの経験から投資の決断をしているのです。

 

世の中の動きは投資家だってわかりません。ですが、失敗はなるべく避けたいと思っているのです。それゆえ強い確信ができるように起業家の方に適切に説明してほしいのです。だから説得できないからと言って、投資家の悪口を言ってはなりません。

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