事業計画書で検討すべき市場変化予測について

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市場が収縮している場合には、投資を受けることは困難ですが、市場が成長している場合にも客観的なデータや情報を基にして投資家を納得させなければなりません。市場が成長しているだけでは投資を受けられることはないのですが、原則として、必要条件と言えます。そのため、現在開発中の商品(サービス)は成長市場でなければならないのです。

 

また、これから参入しようとする市場について、過去のデータを持っているかどうか。そのデータや情報が将来の指針になり得ます。同じ市場で主要プレーヤーが多くいる分野は参入障壁が高いと考えられますが、これも時間と共に激しく変化している市場であれば、入れ替え戦のチャンスがあります。この場合は参入障壁が低いということもできます。しかし参入障壁が低ければ競争激しくなりますから、どちらが良いとも言えません。

 

市場のライフサイクルには、導入期、成長期、成熟期、衰退期とあります。余程の事がない限り、ベンチャー企業は成熟期や衰退期には参入しないでしょうから。過去のデータを見たうえで、しばらくは右肩上がりの市場成長をイメージすることができます。

 

市場予測の方法にはいくつかあるが代表的な手法を挙げてみましょう。

 

(a) フェルミ推定

フェルミ推定とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指します。

 

(b) ロジスティクス曲線

ロジスティック方程式は、生物の個体数の変化の様子を表す数理モデルの一種であり、ある単一種の生物が一定環境内で増殖するようなときに、その生物の個体数(個体群サイズ)の変動を予測できます。ロジスティック曲線の一例として、S字の形を描き、環境収容力に収束するとしています。

 

正確な市場予測はできませんが、二次関数の右肩上がり直線にはならないと思います。

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