起業は起業家の熱い思いから始まります。そこで事業計画を書くのですが、最初からは書けません。そこでまずはラフ案を作ってみます。ラフ案は以下の11個です。
(a) 自分が考える事業の概要を紙に書き出してみる。モヤモヤしていたものが紙に落としただけで結構おぼろげながら見えてきます。
(b) 事業イメージを膨らませてみましょう。
(c) 3年後にどのような規模になっているか。
(d) 世の中にどのような商品やサービスを提供できているか。
(e) どんな人に喜んでもらえるか。
(f) 自分の提供する商品やサービスが顧客ニーズにかなっているかを検証しましょう。
独りよがりのサービスであれば、売れません。顧客にどのようなメリットがあるか。さらに競合の存在にも目を配りましょう。自社のポジショニングを明らかにしましょう。
(g) コアコンピタンスを確認しましょう。
競争上優位に立てるものがあるかどうかを確認します。これがないときついですから探しましょう。なければ作りましょう。
(h) 具体的な事業目標を作成しましょう。
・短期目標・・・プロトタイプの商品やサービスをいつ完成させるか。
・中期目標・・・月次の損益分岐点をいつ達成できるか。
・長期目標・・・累積債務を解消して、事業成長のできる時期はいつか。
(i) ビジネスモデルを検証しましょう。
ビジネスモデルとはお金を稼ぐ仕組みの事です。どんなに良いビジネスであっても、お金の流れが稀なければ事業が存続しません。自分の考えた事業がどのようにお金を生み出すか。どのように実現できるかを考えましょう。
(j) 上記のビジネスモデルが機能するかをテストしましょう。
先ずはプロトタイプで様子を見ましょう。
(k) 収入と支出の予測を立てましょう。
収支計画を策定して、きちんと収支が回るか。キャッシュ残高が毎月確保できるかを見ていきましょう。