事業計画書に書くビジョンとは

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ビジョンとは将来の夢を表現したものです。ビジョンは1994年のスタンフォード大学のジェームズ・コリンズ教授とジェリー・ポラス教授によって発表された『ビジョナリー・カンパニー』において、明確なビジョンを持ち、それを組織に所属するメンバーが強烈に追及している記号が結果として良い業績を上げ、社会的にも広く尊敬され、繁栄しているとしています。起業家としては、社会はいずれこうなる、それ故我々はこうする、という将来を描いた絵(実現を目指す、将来のありたい姿)の事です。これに賛同する者はついて来い、というわけです。

 

社会はこうなるというのは、我々一般人でもニュースや著名人の発言でイメージができます。起業家はそこに「我々はその社会でこうする」というアクションを示すことができるのです。誰も将来の事なんてわからないし、一般人は将来こうなるんじゃないかとイメージできたところで、本当にそうなるかは自信もないし、ましてや自分がそのときどうなっているのかというと、もっとわかりません。何歳になったら定年退職していて、平凡に暮らしている人生しか思い浮かばないのです。所詮誰かから与えられるしかない人生を歩むしかない人はそうなります。自分で自分を変えられない人間は。

 

さて、ビジョンはどのように考えたらよいのでしょうか。例えば次のような質問を考えてみましょう。

 

  • 何故このビジネスをやろうと思ったのですか。
  • この事業を達成するためのあなたの中の熱い思いとは何でしょうか。
  • このビジネスが成功した暁には、その業界や社会、そしてあなたはどうなっていますか。

 

投資家からしてみると、起業家の本気度を見るための質問事項ではありますが、これがビジョンの組み立てに有効なものです。自分の夢が実現したら、自分はこうなっているだろうだけだと投資家としては応援しがいがありません。しかし夢のような社会が実現していると思えれば、その夢のような社会をイメージでき、共感が持てれば、投資家は応援したくもなります。

 

そして現在の課題が解決するものでなければなりません。将来起こりうるであろう課題を予測して、解決するのは無意味です。その課題が起こらないかもしれませんから。あくまでも近い将来に変えることのできるものです。

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